世界遺産を「歩き回れる」Google公式世界遺産プロジェクト。「現地を歩き」、 歴史を知り、写真や動画を見て観光気分を味わえる!
World Wonders Project(ワールド ウォンダーズ プロジェクト)はグーグルがGoogle MapやGoogle Earthの技術を結集して作り上げた「バーチャル世界遺産巡り」サービスです。世界18ヶ国の歴史的名所をWebで訪問し、遺跡を色々な角度から見たり周辺を巡ることができます。家にいながら世界一周の海外旅行気分を味わってみませんか。
World Wonders Projectを開くと、ランダムの観光地写真と3D地球儀が現れます。地球儀上の赤いアイコンをクリックすると、現地の写真に替わります。「訪問」したくなったら写真をクリックしましょう。ストリートビュー画像が表示され、マウスドラッグで視点を変えたり矢印クリックで「歩き回る」ことができます。通行者や佇む人もリアルで、現地の日差しを浴びながらぶらり歩きしている気分を味わえます。
ストリートビューの横には詳しい情報を見られるメニューがあります。ユネスコが提供する名所/遺跡の歴史、ユーザーや関連機関が撮影した写真、YouTubeなどの関連動画、Google Earthプラグインを利用した3Dモデルなどを見られます。現地の観光パンフレットや旅番組を見ているようです。
World Wonders Projectには132の遺跡や世界遺産が登録されていますが、有名な遺産を網羅しているとは言えません。例えばアフリカの遺産はなく、アジアも日本(20)とイスラエル(1)しかありません。
World Wonders Projectは18ヶ国132箇所の世界遺産を観光しているように「体験」できるグーグル公式の無料Webサービスです。Google Cultural Institute発の同様のプロジェクトには世界中の芸術作品を見られるGoogle アートプロジェクトもあり、わくわくする文化的な刺激を楽しめます。